八幡平ワーケーションは 「Work」+「Communication」
安比ロッキーイン 代表 大滝克美氏
いわて八幡平のワーケーションの熱いスポットの代表、安比高原にあるペンション「安比ロッキーイン」。ここを中心にワーケーションをする人たちが集い、交流を重ねている。「八幡平ワーケーションウィーク」の中心地であるこのペンションのオーナーである大滝 克美さんに今回は話を詳しく伺った。
時代と自身の構想が重なった
いわて八幡平ワーケーションサイト編集部(以下HW): 「安比ロッキーイン 」さんでワーケーションを受け入れるに至ったのはきっかけはありましたか。
大滝: 2018年に、リゾート客のみの集客では、宿泊業を運営するのは今後難しくなると考え、私自身が行っているコンサルティング業と掛け合わせることを前提とし、研修やHafH(宿泊サブスクリプションサービス)の受け入れを始めたのがきっかけです。
2019年にHafHに登録し、それからセミナーハウスとしてやワーケーション利用などが増え、その中で「八幡平ワーケーションウィーク」の現イベントコーディネーターの岩村和哉さんに出会いました。そして彼とその知人がワーケーションで「安比ロッキーイン 」に集まり、その辺りからワーケーションの輪が広がり始めました。
ワーケーション利用者の広がり
HW: 時代と大滝さんの構想がマッチングしたのですね。素晴らしいと思います。
大滝: 2020年にコロナ禍によってワーケーションブームが始まり、ワーケーション利用者がどんどん増える中、八幡平市がワーケーション全国自治体協議会に加盟。この辺りから「安比ロッキーイン=ワーケーション」というイメージがついてきました。
宿というのは基本的に宿泊者同士の交流が少ないのですが、ゲストハウスはコミュニケーションすることを前提としている方の利用が多く、特にフリーランスの方などは「繋がりたい」と考える傾向が強いですね。繋がることで自分の仕事が見つかり、また新しい発見や人生が開けいくことを経験的に知っています。
HW: 大滝さんが考えるワーケーションする方々への八幡平の魅力とは何でしょうか。
大滝: 八幡平は観光的な魅力はもちろんありますけれど、人が旅に出るときに大切にしているのは「誰と出会って、繋がれるか」が大きいと思っています。八幡平へのワーケーションのリピーターの方もいるのですが、八幡平の資源として「人的資源」があると考えています。
ワーケーション は「Work」と「Vacation」の造語ですが、人によっては「Work」+「Location」つまり「どういうところで仕事をするのか」を重要視する人がいるのですが、八幡平に関しては「Work」+「Communication」ではないかと。「人と出会うこと」と「どのようなシチュエーションを作るのか」の設計が大切だと考えています。
八幡平のワーケーション は「Work」+「Communication」
大滝: 「八幡平ワーケーションウィーク」を運営しているのですが、そこで人に出会いの場やきっかけを提供するにしても、ただ出会った人と名刺交換すれば良いという話ではなくて、車で送迎する瞬間だったり、食事を一緒に交えてだったり、時にはお酒が必要だったりと、多角的な切り口で人と触れ合う場所が必要と考えています。八幡平では多角的にそれができる場所なので、宿泊施設ごとに個性も違いますし、それを楽しむのも良いと思います。
今後八幡平がワーケーションの先進地になるよう、安比ロッキーインで体現していきたいと思います。
安比ロッキーイン
代表:大滝克美
住所:〒028-7306 岩手県八幡平市安比高原605-64
TEL:090-9030-1314
宿泊予約はこちら https://www.appirockyinn.com/
ハチマンタイノワーケーションウィーク 申し込みはこちら https://hachimantaiworkationweek.peatix.com/