八幡平温泉郷のリゾート宿で、リゾートワーケーションスタイルを
八幡平ハイツ 支配人 菅原 英氏
岩手県八幡平市にある「八幡平温泉郷」。「マグマの湯」と称されるお湯が楽しめるこの温泉リゾート地に“八幡平ハイツ”はある。 ”普段着のほどよい贅沢”を味わえるリゾート宿として県内外の宿泊客に人気の八幡平ハイツでは、どのようにワーケーション普及の取り組みをしているのだろうか。支配人の菅原英氏に話を伺った。
自然と増加してきたワーケーション利用客
いわて八幡平ワーケーションサイト編集部(以下HW): ワーケーションを受け入れるに至ったきっかけ何でしたか?
菅原: 2019年、中庭をもっと活用していこうという話になりまして、そこでウッドデッキの設置を計画いたしました。2020年に入り、「ワーケーション」という言葉が世の中に認識され始めたのと同時に新型コロナウイルスが流行。同年夏にウッドデッキは完成しました。
また、このような社会状況の変化に伴い、これを機にワーケーションをされる方々など三密を避け屋外をもっと利用してもらいやすくするために、パソコンなどの電子機器をウッドデッキ内でストレスフリーで使用できるようにするなど整備をいたしました。
快適なアウトドア環境に加えて、天候に左右されない環境づくり
HW: ウッドデッキにはパラソルやリラックスチェアー、テーブルがあり、ゆったりできる環境ですね。
ええ。ここでは、八幡平の自然を感じながら仕事をすることができます。
夏場は、ここで星空観察会をやるんですよ。八幡平DMOの鳥海良信(とりのうみよしのぶ)さんを講師にお招きし、宇宙をより身近に感じていただけるよう解説いただいています。ウッドデッキではリラックスチェアーで寝転びながら、星空を眺める。とても気軽に、快適に星空観察ができることでご好評いただいております。
雨天や、雪の日は一階のロビーでワーケーションすることができます。コーヒーなどのお飲み物(有料)の用意もありますので、ここでワークされている方もおりますね。客室はもちろんのこと、ちょっと気分を変えて広い館内を自由に活用されていていらっしゃいます。
よりよいワーケーションの環境づくりを求めて
HW: 八幡平ハイツさんでワーケーションをされる方に行っているサービスはありますか?
菅原: フロントにてデータのプリントサービスを行なっております。パソコンは持ち運べますが、プリンターを持ち運ばなくてもよいようにと思っています。これらをどんどん活用いただけたらと思います。また、専用のワーケーションルームは設けていないのですが、会議室の貸し出しも可能です。こちらは、複数人で利用もできます。お気付きの点がありましたら、どんどんご意見をいただけたらと思います。(プリントサービス、会議室貸し出しは共に有料)
HW: 八幡平ハイツさんで今後ワーケーションを検討されている方に対してメッセージはございますか?
菅原: ワーケーションをされている方専用のプランではございませんが、夕・朝食付きプランの他に一泊朝食のみや素泊まりなど、長期滞在を含めて様々な滞在のスタイルに合ったプランをご準備しております。今後さらに便利なプランのご用意や、快適な設備環境を設けるようにしていきたいと考えています。
また、館内には「レストラン水芭蕉(みずばしょう)」があり、土日祝日はバイキングを行なっております。温泉とバイキングのお得な日帰りプランもありますので、気軽にお試しいだだき、そして気分を変えてワーケーション体験していただけらたと思います。